研究内容/Research [English here] 

ヒト体内精密情報の成り立ちを解明し制御することを以下のアプローチで実現する研究を展開しています

体内精密情報(ナノ、ミクロ、ミリ、マクロ、時系列情報)のリアルタイム計測:
これにより、これまで見えなかった現象を「見える化」することで、バイオメディカル分野における概念的ブレークスルーを目指しています

体内精密情報のモデル化:
数学や数理情報学の概念やツールで、体内精密情報をスケールフリーにモデル化しています

体内精密情報の予測:
数学や数理情報学の概念やツールで、個々の過去および刻々と変化する現在の精密情報から将来の状態がリアルタイムで予測できる(つまり、「天気予報」のようなイメージ)ことを目指しています

体内精密情報の制御:
上記予測から体内精密情報の制御ターゲットを発見し、バイオメディカル的and/or工学・化学的な手法で体内精密情報を制御することで、健康維持、疾患の予防、若返り、健康長寿、蘇生を可能にすることを目指しています

これらの研究は以下のような公的研究費により現在・過去サポートされています(されていました):

安全保障技術研究推進制度(防衛装備庁)タイプS
「体内精密情報デジタルツインシステム」

(November 2021 – March 2026)


公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団 長期大型研究
「生体5次元インフォマティクス国際統合ハブ:「生体5次元情報」を解読する医工計測技術を創出する「知・のも・人」づくり計画」

(April 2019 – March 2024)

本研究はTNSL所長の佐藤匠徳が奈良県立医科大学の教授(寄付講座)として設置された「V-iCliniX:Virtual Human InformatiX Clinics講座」と連携して実施しています

      
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業
ERATO佐藤ライブ予測制御プロジェクト

(October 2013 – March 2020)

 

これら以外にも、AMED、科研費(基盤S)、NIH(RO1s)、AHA、Human Frontier Science Programなどにもサポートされてきました